「漢詩で遊ぼう」第2回リハーサル結果(2016.06.17)
日時 2016.06.17(金) 13:00〜16:30
場所 地球市民プラザ大会議室
出席者 玉井 桜庭 城田 三村 中島(龍)高津 飯島 室橋 三上 柴田 喜多
山口 香取 山岡 鈴木 大森
若林 小菅 齋藤 上田 瀧川
当日、及び、その後のご意見ご感想を順不同でまとめました。
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1.初心の方には、作って見せて、作ってもらって、ほめてあげるのが鉄則である。―>▽
2.
今回の参加者は作詩のベテランばかりだったが、次回は漢詩の規則を知らない方にも参加していただき漢詩に興味を持っていただくやり方を検討するとよい。―>▽人数?
3.世間によく知られた漢詩の中から、適当な句を選んでサンプルとして掲示し、漢詩の句の成り立ち(223等)を理解していただき、怍句の参考にしてもらうとよい。
4.興味を持って遊んでいただくには、規則はともかく、まず意味の通る1句を作っていただくのがよいのではないか。七言一句に限定するのも一案か。
5.カード方式では、七文字の1句〜4句の文字枠台紙を用意して、カードを当てはめるやり方がある。
6.今回用意されたカードでは詩語数が不足である。難しい詩語は外したほうが良い。複数グループで遊べるようにカードのセット数を増やすとよい。韻の発音記号表示、平仄表示有無、表裏標示可否などなどさまざまな意見有り。
7.投影、プリントアウトがスムーズに進行しなかった。入力画面のレイアウトなど改良の要ありか。―>▽
8.ツールについて、詩語の表示の仕方や画面レイアウトなどなど、使い勝手の改善が望まれる。
9.次回第3回リハーサルは開港記念館9号室で9月に実施する。15日(木)は打ち合わせがダブルため再設定。(その後、9月23日(金)午後を予約しました。)
◎5.6.について
・初心の方には、2語・2語・3語の詩語カードを台紙に並べて意味の通る1句にしてもらう方法がとっつき易い。
・台紙は、1句用と4句用の2種類を、来客見込み数により複数枚テーブルに用意しておく。―>○
※4句用の台紙のみでは、初心の方にはプレッシャーを与えるのではないか。
・白紙のカードとサインペンを用意しておき、予め印刷された詩語カードにない言葉も使えるようにする。―>○
※表現の幅が広がって、自由に1句を作りやすい。
・パソコン方式と異なり、詩語カード方式の方がその画に居合わせた人との共働作業がやりやすく、来客通しの会話も弾む。
◎7.8.について
・プリントアウト用のパソコン+プリンタを2セット用意する。
@:1句専用(短冊用)
A:4句専用(A4用)
・プリント作業員は、上記@Aに各一人を配置する。
・入力済の詩句を、スムーズに検索できるようにシステムを改良して、作詩者の前でリアルタイムにプリントアウト出来るようにする。
例:1句の一覧表と4句の一覧表を別表示とする・作者名の一覧表示とする・プリント済の詩句にはマークが付くようにする。―>○
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1、2字カードと3字カード(中級者もいるからいずれも○●がついていた方が良い)―>○
の組み合わせで1句作るのがシンプルで面白い(良い)。
2、4字カードは使いにくいから無くてもよい。―>○
3、台紙は7文字用(1句、、1列)と2句用、4句用と別にした方が良い。
今回は1列、7文字用だけでも良いのではないか。―>○
4、素人がこの方法でどれだけできるか本番前にチェックしておきたい。
5、PC入力、画面表示のスピードアップ(スムースさ)が望まれる。―>▽
皆さんの作句の様子を拝見していますと、カードを使用する方法が好評の
ようでした。一枚の紙に4句のカードを並べる方法でやっておられましたが、
出来た句を別の紙に書いていただいて提供してくだされば、入力ももっと
スムースに出来るだろうと思いました。登録画面は慣れればそのままで
問題有りませんが、並べる四角の枠の順番を多少考慮しても良いかと
思いました。―>○
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@ テーブルは4−5台用意した方がいい。―>○
A壁には、例示となるような、句をいくつか貼り付けておいて、こんなものを作るとまず説明してたらよい。日本人がよくしている、鞭聲粛粛…、草木…(乃木大将)・・・(玉井先生)
A カードには○●はつけておいた方がいい。初心者は無視。もし●○のルールで並べる人がいたらそれもいい。―>○
B カードは、詩語らしものほかに、新聞の政治、社会・文化の山を用意して、時事問題に興味のある人のテーブル、社会・文化のテーブルとする案もある。―>▽
Dパソコンに誘導するのは無理。
PC漢詩は自宅で一人でやるときはいいのですが、皆の前ではカードの方が簡単ですぐにできて判り易いという事だと思います。来られた方が、自宅で楽しむにはPC漢詩と思います。
Eパソコンは、カードで作った句を入力して、スクリーンに表示したり、印刷したりする道具。
Fカードは何組ももっと作る。
Gカードをならべる模造紙は、一句用、二句用、四句用と別々に用意しておくとよい。
玉井先生の、当日の出席の趣意の表明など、まさにそのとうり。
成否は、まずチューターの真摯な相談役としての姿勢が肝要かと。
教えてあげるのではなく、まずは「七言一句」に、互いにに挑戦!
「漢詩は面白いな、自分でも作ってみよう!」興味を持足せる技。
これに尽きるのではと強く感じた次第の・・第3回のリハでした。
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・身近な新聞の中に2字3字4字の熟語が多数あるのを示したのはとても良いのではないか
スポーツ欄・政治・経済欄等のページにわけて赤○をつけてテーブルに置いてはどうか。(興味を持たせるため)―>○
・カードの作成について
・2字・3字の詩語を主に使用(4字熟語は難しいのでは?)―>○
・文字の大きさ・太さに工夫を
・平仄を文字の横につけてもいいのではないか(あくまでも文字が中心なので小さめに)
・同じカードを3組ぐらい作り各グループでワイワイできるようにしてはどうか
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1)
玉井先生は カードで遊び、漢詩を初めての人を引っ張り込むのが
先決だと 強調していました。
2)
パソコンで遊ぶのは、漢詩の経験者向けで 当日の客層を見ての判断
となりますね。
・前回はこちら側への説明会でしたが、次回はお客さんへの対応をシミュレーションしてみることが重要では?―>▽
・説明の手順マニュアル、あるいは手順の簡単な掲示が必要?―>▽
・お客さんのレベルの設定と、仕分けをどうするか。
初心者 ある程度の知識がある人 上級者
あるいは 漢詩らしい句を作る人
漢詩川柳というか、パロディのようなものを作る
→書道上達中国服 政道下落大虚言
漢詩川柳は対外的には受けるでしょうが、真面目にやる人と分けないと混乱しそうです。
・PCソフトの使い勝手
・一覧できる詩語の数を増やすー>▽
・選んだ語の確定方法→ドラッグ&ドロップで自動結合?
・使い方のわかりやすい表示
(1)午前,午後とも5分くらいで参加者をまとめて簡単にやり方を説明されては如何でしょうか.
(2)B5用紙1枚くらいにやり方を簡単に書いたものを配布されては如何でしょうか.―>▽
以上
第3回リハーサルに向けての対応
1.場所:開港記念館9号室、参加者倍増(40人規模)
2.神漢連会員以外の方の参加(数名)
3.カード方式の充実 (2セットー>5セット平仄付き、新聞詩語カード、机6ブロック準備)
4.1句限定 (登録表示ツール修正、登録・投影・プリントアウトのスピードアップ)
5.有名詩、及び、作品サンプルの掲示、やり方要領のB5配布