第54回講義 音声を聞くにはプラグインが必要です。 (ブラウザの設定にもよりますが音声を聞くには 「ブロックされているコンテンツを許可」し、 スタートボタンをクリックしてください。 尚、Windows10標準のブラウザーedgeでは音声再生ができません。 internetexplorer11をご使用ぐださい。) |
杜牧作詩の背景 |
「杜牧年譜」 「唐代詩人年表」 「唐王朝年表」 「中国の歴史要約」 |
杜牧年譜1 803年 1歳 ~839年 37歳 杜牧年譜2 840年 38歳 ~852年 50歳 唐代詩人年表1 580年 魏 徴 ~718年 賈 至 唐代詩人年表2 735年 李 頎 ~843年 魚玄機 唐王朝年表1 618年 高 祖 ~779年 代 宗 唐王朝年表2 779年 徳 宗 ~907年 哀 宗 中国の歴史要約1 中国の歴史要約2 分裂の時代 |
再 掲 黄鶴樓送孟浩然之廣陵 唐 李 白 漢詩を楽しむ 38頁 全唐詩 巻一百七十四 |
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字句解釈 |
徐凝 中唐・元和(げんな)年間の詩人。生涯無位無冠の人。 蕭娘 お嬢さん。妓女。蕭郎蕭娘 恋人同士。 臉下 眼の下。顔。 桃葉 王義之の子の 王献之の妾。美人のこと。 眉頭 眉のあたり。 無賴 かわいさあまってこのやろう。 |
詩の鑑賞 |
揚州の繁華を詠じた詩。天下のどんちゃん騒ぎの三分の二は揚州にあり。 |
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字句解釈 |
広瀬淡窓 靉靆橋 めがね橋。 瓊江 長崎。美しい川。 |
詩の鑑賞 |
長崎の繁華を揚州になぞらえている。 |
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字句解釈 |
煬帝 隋の第2代皇帝。 雷塘 地名。煬帝の墓がある。 迷藏 目隠しあそび。迷樓(煬帝が作った)とかける。迷樓記 水調 水調歌。煬帝作、悲しい歌。 明月 明月の宴会。どんちゃん騒ぎ。 閑 馬屋の柵。 千金好舊游 千金を好し!舊遊に! 喧闐 バカ騒ぎ。 年少 自分のこと。 紫茸裘 細い毛の上等の上着。 |
詩の鑑賞 |
杜牧が揚州で遊びほうけた様子。 |
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字句解釈 |
兩重城 二つの重なった街。 纖腰 美女。 長袖 長い袖の衣。 玉佩 腰に下げた玉。 繁纓 馬の飾り。 拖軸 船の舵、諸施策。 自是荒淫罪,何妨作帝京。 煬帝の荒淫の罪であって、揚州が帝都に値しないことはない。 |
詩の鑑賞 |
楽しんでいる揚州をへの思い。 |
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字句解釈 |
隋苑 隋の煬帝が揚州に作った庭園。 紅霞 紅霞は朝焼け、夕焼けのことだが、ここでは、遠くかすんでいる桃の花。 一抹 ひとはけ。 廣陵 揚州。 定子 牛僧儒の腰元。 當筵 宴席で。 睡臉 眠いまぶた。寝顔。 吃虧 ひどいめにあう。 |
詩の鑑賞 |
定子の眠そうな顔を見ているとひどい目に合った煬帝がおかしくなる。??? このような可愛い女子のせい(by)で、あるいは、ために(for)に国を滅ぼしたのかなあ? ああこのためか! |
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字句解釈 |
隋宮 煬帝の揚州の宮殿。 龍舟 天子の乗った船、煬帝の舟。 露桃 井戸端の露地の桃の花。 蔓草 つる草。 萋萋 さかんにしげる。 |
詩の鑑賞 |
揚州栄枯盛衰。 |
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字句解釈 |
露井桃 井戸端の露地の桃の花。 |
詩の鑑賞 |
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字句解釈 |
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詩の鑑賞 |
長安に帰ることになり二月の揚州を早々と去った。 |
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字句解釈 |
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詩の鑑賞 |
揚州、煬帝懐古の詩。 |