漢字は1語で名詞、動詞、形容詞、等いろいろな機能をはたします。
どの機能で,どのような意味でその語が使われているかは文脈から判断することになります。
語は文脈の中で適切に使用しないと意味が通じなかったり、違和感があったりします。
2語あるいは3語の中での適切な使い方の例としては、熟語として漢和辞典に出ています。
また大きな漢和辞典には文章中の使用例が出ています。
しかしそれらはほんのわずかの例であり、広く一般的な使用の仕方は古今の文献の中での
用例を知る必要があります。
漢字1語が漢詩のなかでどのように使用されているかに注目することも漢詩鑑賞のひとつの
面白さではないでしょうか。
さて、漢詩を作る場合、2字や3字の熟語は詩語辞典にあるものを使うとしても、
それらの詩語をどのように組み合わせたらよいのかは常々迷うところです。1語単独で意味を
なす語を使用する場合も同様です。
文脈の中での適切な語の使用法を知るには結局古来の詩の中での用例を知らなければなりません。
例えば、現代の日本で自己紹介の時に「私は○○と申します。」といえば普通のところを、
「我が輩は○○である。」などと言えば自己紹介の場にそぐわないことになります。
この例をみれな単語を辞書で引いてみても適切な表現に到達することは困難であることが
分かります。
先の「書庫」で紹介した「全唐詩庫」は、全唐詩の中での用例を知るのに便利です。
しかし、簡体字であり使いにくいのが難点です。
http://www3.zzu.edu.cn/qts/"
簡体繁体の変換は
http://www.jcinfo.net/jp/bigbg/"
下記繁体判はもっと広範囲の検索が可能のようです。
http://ctext.org/quantangshi/zh
これらを参考にして、更に和語・和臭対策を含んだ詩語の検索システムができるとよいですね。
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