第35回講義 音声を聞くにはプラグインが必要です。 (ブラウザの設定にもよりますが音声を聞くには 「ブロックされているコンテンツを許可」し、 スタートボタンをクリックしてください。 尚、Windows10標準のブラウザーedgeでは音声再生ができません。 internetexplorer11をご使用ぐださい。) |
王維作詩の背景 |
「王維年譜」 「唐王朝年表」 |
王維年譜1 699年 1歳 ~727年 29歳 王維年譜2 730年 32歳 ~747年 49歳 王維年譜3 750年 52歳 ~761年 63歳 唐王朝年表1 618年 高 宗 ~779年 代 宗 唐王朝年表2 779年 徳 宗 ~907年 哀 宗 |
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字句解釈 |
元二 「元」と言う家の従弟の二番目。排行で一番目を「太」以下二、三、四、--。 安西 現在の安西は清代からで、唐代の安西は今のクチャ(庫車)である。 都護府 白村江の戦い 渭城 渭水のほり咸陽。西へ向かう旅人を送ったところ。 陽關 祁連山脈北西端。 客舍 旅館。 柳 楊柳。「楊」はネコヤナギ、「柳」シダレヤナギ。輪にして旅人の帰還を祈った。 故人 友人、知人。 |
王維作詩の背景 周王朝の興亡 |
「王維年譜」 「唐王朝年表」 |
王維年譜1 699年 1歳 ~727年 29歳 王維年譜2 730年 32歳 ~747年 49歳 王維年譜3 750年 52歳 ~761年 63歳 唐王朝年表1 618年 高 宗 ~779年 代 宗 唐王朝年表2 779年 徳 宗 ~907年 哀 宗 |
電池切れトラブルのため録音が中断しました。 安部元生さんのご厚意で音源を提供いただきました。 このトラブルで詩吟の録音に失敗し、 また、この前後の録音に乱れがあります。ご容赦ください。 詩 吟 細江利昭様 送元二使安西 王 維 |
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字句解釈 |
始皇墓 秦の始皇帝の墓。驪山にある。 過 よぎる。行った、であり、通り過ぎたではない。 幽宮 奥深い御殿。 紫台 皇帝の宮殿。 星辰 星座。 七曜 日、月、火、水、木、金、土星。 河漢 天の川。 松韻 松籟。松風の音。 大夫 大夫樹は松のこと。始皇帝が泰山封禅のとき雨宿りした松に大夫の位を与えた。 日本の五位鷺の類。 |
詩の鑑賞 |
王維15歳の作。科挙を目指し長安に出たころ。 |
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字句解釈 |
山東 「山中」とも。崋山の東。 憶 おもう。追憶、思い出す。おもうには、憶、想、思、惟、念、懐ーー。いろいろある。 佳節 重陽の節句。奇数が陽、偶数が陰。1月1日正月、3月3日上巳、5月5日端午、7月7日七夕、9月9日重陽。 親 親族、親、兄弟。 登高處 「たかきにのぼるところ。」であって「こうしょにのぼる。」ではない。處はときの意。 茱萸 赤い実がなる。重陽の日に頭に飾って高いところに上る風習。 | 、
詩の鑑賞 |
王維17歳の作。 |